ビックカメラがECサイトを運営していることを知っている人は多いでしょう。
家電とECの相性はとても良いため、ECサイトの売上はかなり伸びているのです。
ビックカメラが運営しているビックカメラ.comは、ポイントの還元率や商品単価も魅力的だと考えられているため、それも売上を伸ばす要因になったと考えることができます。
今回は、そんなビックカメラ.comを運営しているビックカメラの概要や取り扱っている商品、オンライン接客サービスについてご紹介します。
ビックカメラの会社概要と取り扱っている商品
会社概要
株式会社ビックカメラは、1978年に創業、1980年に設立された会社です。
資本金は259億29百万円となっています。
社員数は2020年8月の時点で連結だと9,024名、単体だと4,556名が在籍しています。
主な事業内容は、カメラやビジュアル製品、オーディオ製品、パソコン、OA機器、携帯電話、家電製品、時計、ゲーム、メガネ・コンタクト、医薬品、玩具、スポーツ用品などとなっていることから、多岐に渡る事業を展開していることが分かるでしょう。
事業所は、ビックカメラの直営店は2021年1月の時点で44店となっています。
子会社には、株式会社コジマや株式会社ソフマップ、日本BS放送株式会社、株式会社ビック酒販、株式会社東京サービスステーション、豊島ケーブルネットワーク株式会社、東京カメラ流通協同組合といった会社があります。
取り扱っている商品
ビックカメラ.comでは、様々な商品を取り扱っています。
具体的にどのような商品を取り扱っているのかみていきましょう。
医薬品・日用品・化粧品
医薬品・日用品・化粧品のカテゴリには、医薬品・医薬部外品やスキンケア商品、点鼻薬・鼻炎スプレー、ボディ・ハンド・リップケア、ベースメイク、男性化粧品、口腔ケア、デオドラント、女性肌着用品、衛生・医療用品、トラベル用品、傘・雨具・レイングッズに関する商品が掲載されています。
家電・照明
家電・照明のカテゴリには、暖房器具や加湿器・関連品、掃除機・クリーナー、冷蔵庫・冷凍庫、洗濯機・洗濯乾燥機、エアコン・窓用エアコン、ミシン・毛玉取り、新生活応援セット(家電)、扇風機・サーキュレーターなどが掲載されています。
キッチン家電
キッチン家電のカテゴリには、オーブンレンジ・電子レンジや炊飯器・精米機、ケトル・ポット、IHクッキングヒーター・電気コンロ、ワインセラー・クーラー、食器洗い乾燥機・食器乾燥機などのキッチンで使用する家電製品全般が掲載されているのです。
パソコン・周辺機器・PCソフト
パソコン・周辺機器・PCソフトのカテゴリには、パソコン・タブレットPCやゲーミングパソコン・デバイス、タブレットPCアクセサリー、ウェブカメラ・ボイスチャット、外付けディスクドライブ関連、モニター・ディスプレイなどゲーマーやビジネスマン必見の商品が掲載されています。
カメラ・ビデオカメラ・ドローン
カメラ・ビデオカメラ・ドローンのカテゴリには、デジタルカメラ・デジタル一眼レフ・ミラーレス一眼、デジタルカメラアクセサリー、カメラレンズ、ビデオカメラ、ビデオカメラアクセサリー、大・中判カメラアクセサリー、三脚・一脚・雲台などのカメラマンや趣味でカメラを楽しんでいる人向けの商品が数多く掲載されています。
キッチン用品
キッチン用品のカテゴリには、料理道具や調理小物、弁当用品、軽食・鉄板焼用品、厨房機器・設備、バンケットウェア、テーブル・椅子・関連品、キッチン書籍など多岐に渡る商品が掲載されているので、料理好きな人や仕事でキッチンに立つ人にとって必要不可欠な商品をそろえていることがわかるでしょう。
この他にも、お酒・食品ギフト、テレビ・レコーダー、オーディオ・電子ピアノ・カー用品、メガネ・コンタクトレンズ・補聴器、インク・メディア・電池、格安スマホ・格安SIMカードなど多岐に渡るカテゴリから必要な商品を購入できます。
基本的に何でも揃えられるECサイトだと言えるでしょう。
オンライン接客サービスを行っている
コロナ禍で店頭での実演販売が難しい状態になっています。
そのような状態だからこそ、ECサイトを上手く活用することが重要になるのです。
ビックカメラではECサイトを運営するだけではなく、オンライン接客ツールも導入しています。
ビックカメラ.comでは、2020年9月からビーモーションが提供している「接客オンデマンド」というオンライン接客ツールを導入したのです。
「接客オンデマンド」は、対象となる商品のページに設置された専用のリンクをクリックすることで、商品に関する知識を持つ専属のオペレーターからオンラインで接客してもらえるというものです。
機能などの説明を実演しながら説明してくれるため、分かりやすい説明をしてもらえるでしょう。
そして2020年11月からはボーズ製品を活用した「ボーズ オンライン接客」というオンラインサービスもスタートしています。
このサービスは、専用のスタジオにいるオペレーターが対面で接客してくれるというもので、購入時に確認しておきたいポイントの説明や実演などをしてくれます。
このようなオンラインサービスを活用することによって、ECサイトの売上もアップするのではないかと考察できるのではないでしょうか。
ビックカメラ.comの魅力
ビックカメラ.comを利用する人が多いということは、それだけ魅力があると考えられます。
最後に、ビックカメラ.comにはどのような魅力があるのかみていきましょう。
支払い方法の選択肢が幅広い
ビックカメラ.comでは、クレジットカード、銀行振り込み、郵便振替、ビットコイン、コンビニ決済、ネットバンク・ATM払い、PayPay残高払い、Paydy翌月払い(コンビニもしくは銀行)、LINE Pay、代金引換配送、ショッピングローン、残価設定クレジットなど支払い方法から選択ができるようになっています。
キャッシュレス決済も可能なので、気軽に買い物ができるでしょう。
省エネ家電の買い替えがお得になる
ビックカメラ.comでは、省エネ家電買い替えキャンペーンを行っています。
エアコン、冷蔵庫、洗濯機、4K対応テレビの買い替えを行い、リサイクル改修を行った場合が対象になるキャンペーンです。
指定された商品に買い替えを行うと3万ぽいんとプレゼントしてもらえます。
店頭でも似たようなキャンペーンを行っていますが、内容が異なります。
ポイントの還元率が高い
ビックカメラ.comのポイント還元率はかなり高いと評判になっています。
ビックポイントは、基本的に10%のポイントがもらえるという仕組みになっているのです。
貯まったポイントは、1ポイント1円として使えるためお得に買い物ができるというメリットを実感できるでしょう。
ポイントカードの申し込みはとても簡単にできるので、気になっている人はぜひ作っておくことをおすすめします。
年会費や入会金もかかりません。
まとめ
ビックカメラがメインで取り扱っている家電は、ECとの相性が非常に良いです。
それは、売上にも顕著に表れています。
医薬品・日用品・化粧品や家電・照明、パソコン・周辺機器・PCソフト、カメラ・ビデオカメラ・ドローンなど多岐に渡る商品を取り扱っていることから、幅広いニーズに応えることができているという点もビックカメラ.comも売上アップを実現している重要なポイントだと言えるでしょう。
また、お得に買い物ができるポイント制度なども顧客の心を掴み、購買意欲や利用意欲を高める秘訣になっていると考えられます。
オンライン接客を含めた新しい取り組みを行うビックカメラ.comの動向は、今後も要チェックです。
安田昌夫
- 東京都出身1984生まれ
- ECサイト運営歴10年で広告費をかけずに45万PVを達成
- 適切な集客・広告運用のサポート・無駄な広告費をカットするためのアドバイスを得意とする
- 月商1200万円突破